小林旭 with 東京スカパラダイスオーケストラ / アキラ節 アキラのジーンとパラダイス 1. バーニングスケール 2. ダイナマイトが150トン 3. アキラのダンチョネ節 4. アキラのズンドコ節 5. アキラのツーレロ節 6. 恋の山手線 7. 自動車ショー歌 8. アキラのジーンときちゃうぜ 1996/04/01,SONY RECORDS,SRCL-3452,\2200(税込) --------------------------------------------------------------------------------------  アキラこと小林旭がスカパラこと東京スカパラダイスオーケストラをバックに従え 往年の名曲とかを歌うんだ。一体なんの縁があったんだろう・・・ -------------------------------------------------------------------------------------- 1. バーニングスケール  スリリング(スリルがリング)で、サスペンス(サスペンドな)な匂いのスメるジャズナンバー。 これから始まるドラマへの期待をいやがおうでも盛り上げてくれるが、残念ながら始まるのは バンドのメンバー紹介である。なんじゃそら  そしてだれかタイトルの意味おを馬鹿な私に教えてくらっしゃいな、爆発進行形+物差し、 そんなコンビに訳立たず。 2. ダイナマイトが150トン  なぜか仁義なき戦いのメロでスタート、スカパラはこれ好きだよね。まあ一気に濃度があがる 名曲だから文句は言わねえ、いわせない。ところでタイトル、150トンでは間が抜けるので 是非トンではなくtで表して欲しい、尺間禁止法が施行された時代の歌だから仕方ないか。  そんな感じで曲は快調にツイツイと行く、そこにアキラの何言ってんだか言葉の意味は よくわからないが、これが本当に言ってることは聞き取れるが、何が言いたいんだかは さっぱりわからない歌が流れる。しかし声だけは味があってよいし、曲も御機嫌で なんだかよくわからないうちに終わり。 3. アキラのダンチョネ節  あきらがぼそぼそかたっている。でぇ、もったいぶったイントロのあとズンドコ節のメロで フェイントかけてやっとそこさ本題がはじまる。元はシンプルな民謡をどうにかスカパラ風に やってみようとしたけれど明らさまに無理しなきゃいいのになアレンジになってしまった。  ふがいないスカパラの替りにアキラが気合の入ったシャウツを数度利かしてくれているので 聞きどころはそこ。あとでスカパラメンバーは全員反省会。 4. アキラのズンドコ節  ズンドコ節を歌う7人の歌手達、メジャーどころでは氷川きよしの参戦もあって なかなかおとろえない男達のズンドコブームだが、頭にあげた人数も私が確認できたものだけ なので、本当はもう少しいる気がする。11人いる!? おそらくムードコーラス系のグループでCD化されてないレコードとかにまだズンドコが 眠っている気がする。こういうのにハマるとTVゲームなんて目じゃありませんぜ旦那。 君も君の小さなメダルを探しに出かけよう、宝は意外に親戚のおじさん家の押入れに 眠ってたりして、借家からついに持ち家に移る時、押入れの奥から出てきたのはいいけど 無理解な家族によって捨て去られようとしてたりする。 演歌が時代遅れだ、ムードコーラスキモイだとか、ふあざけるな。ジャニーズばかりが歌じゃ ねえんだよ馬鹿ヤローが。レコード、ありがとうございました、最近ちょっと帰りが遅く なりがちなんであまり処理する時間がありませんが、全部変換できたらアイポッドに入れて 送ります。通勤時間、増えて大変だと思いますが、体に気をつけて下さい。僕も最近少しは 飲めるようになりました。また、川釣り一緒に行きましょう、では。 OPにピーター・ガン入りだがこれくらいの小ネタはスルーしてOK? 5. アキラのツーレロ節  どうしてこんな間抜けな歌のくせに旭はこんなにもカッコよくてイキなのか 6. 恋の山手線  なんともどうともいえん微妙な出来。ちょっとテンポ早くねえか? なーんかねチャカチャカしてて駄目だねえ。 7. 自動車ショー歌  車の名前を歌の中に沢山盛り込んだコマーシャリング・ソング。まあポケモンソングの親父 みたいなもんですわ、少々違うけど。  なーんかヤケになって歌い飛ばしてねえか?まあしかし下ら萎え歌だなオイオイオイオイ。 で、スカパラがもう単なる名無しのバンドに成り下がってるんだが、終い近くになって 自己主張。でも大したことねえ自己主張ならいっそしないほうがよかねえかよ 8. アキラのジーンときちゃうぜ  咆えるぜアキラ!シビーぜ、コーラスもそれなりにいいぜ、メロもジャズでカッコイイぜ、 だけどなんかシャクティ、パッとしないぜ。終わって残るのはシャウトだけだぜぇ。 -------------------------------------------------------------------------------------- なんというか、これがスカパラの生きる道、といった気がする。 スカパラはその名の通りバンドだ(オーケストラだよ)、いくらスカしても演奏集団だ。 ほやからどうしても、何をやってもパッとしないところがある断定と書かせてもらいパスタ。 しかしだねぇ、こうしてもう他人のシテに徹することによって、 スカパラは光れるんじゃないのか。いや、それはアキラの光りを受けてただってんでなく、 アキラが光り、スカパラも光る。スカパラよ、しばらくこうやって新旧ジャンル色々な 歌手と組んで修行すりゃいいんじゃないか。得るものは、あるはず。  下卑た話をすればこうやって他人と組むことによって、コアな現ファン以外の層にも 名が売れるし、上手くいけば取り込めるかもね。  アキラはもうなにやってもアキラでした、さすがアキラ。mellow