日比谷音楽倶楽部 / ざけんじゃねえよ!   1. GO!GO!サタデーナイト   2. BABY MY LOVE   3. バックレ・て・ブギ   4. Free Way Night Show   5. 朝までメロン   6. Happy Birthday To You 7. 狼のブルース 8. GO!GO!サタデーナイト (BY THE KARAOKE) 9. 旅の宿  10. 22才の別れ  11. 太陽がくれた季節  12. 結婚しようよ  13. 赤ちょうちん  14. 走れコウタロー  15. いちご白書をもう一度 1989,日本コロンビア,CA-3763,\3008(税込) --------------------------------------------------------------------------------------  日比谷音楽倶楽部とは何者か、それは翔、イクラ、オイデヤス、一本気蛮 そして掟破り軍団といったメンバーで構成されたグループである。  メンツ、選曲、アルバムタイトルから色物っぽい中身を予想しそうだが、 おっと聴いてビックリ掘り出し物、前半は横浜銀蝿的ロック世界を そして後半からは洋楽と邦楽(しかも懐メロ)の融合を見事に果した ハーフの突然変異のやうな異常なカッコ良さを醸して出しているのだ。 -------------------------------------------------------------------------------------- 1. GO!GO!サタデーナイト  USAで波乗りをするが如くギターが景気よい王道ツイストロック。 2. BABY MY LOVE  バラードだ。ただそれだけです 3. バックレ・て・ブギ  ファンキー&カントリーなコミカルソング 放送禁止用語をいくらかかましているので、禁止曲マニア(そんなの居るのか、 いや、居るんだから困った)は是非ゲットしよう。  しかしこの曲の合間にあるギャグはくだらないな 「消費税って知ってます?」「♪君は3%」 馬鹿にしつつもどうしようもなく頬がゆるむ、好きなんだ、好きなんだ こんなギャグ、YATTAね翔ちゃん、目茶々惚れたぜ。  で、この歌無用にCoolでカッコイイのがまたヤラレタつうか最高 4. Free Way Night Show  Hey ビリー!、とぼけた顔して歌うは一本気蛮。で曲の内容が良けりゃ こいつにゃとってもかなわない、っていく所だが  第一(ファースト)印象(インプレッション) なんじゃこれ。 なんかお洒落、スタイリッシュにあと二割足らずといったところ やっぱ、歌手は声量がないとなんもできんのう、ま所詮素人よのう  作詩&歌は一本気蛮本人自身。こういうのを叱るとなんか個人攻撃に 直結しててイヤン。まあ一本気蛮の歌つうとこで非常に希少な価値がある、 と思うんだが。でもダメソング。 5. 朝までメロン  君にメロメロ→メロン。んで曲調はメロウという、なんというかその あまりの事にコメントが出ません。もう帰ってもいいですか? 6. Happy Birthday To You  これはまんまあの曲、曲調もノーマルそのまんま。 「Happy Birthday To You」のレビューが読めるのはたぶん世界中捜しても ここだけ、じゃあこの歌の一行知識をいってみよう  <世界で一番沢山歌われている英語の歌> なんだねー、凄いねー、じゃあ次は意外と知られてない作詩・作曲者の紹介と いこう、えーと名前が、えー、なんて読むのかわかりません。すいません 実は私、馬鹿なんです、もう堪忍して下さい、許して下さい、本当にすいません。  Fu-(汗)、ヤバイところだったぜ、突然英語の歌なんか出されたんで いらん恥を掻いちまった、しかしなんでイキナリこんな曲が出てきたんだ? その謎は歌い手にある!   < 歌 / 粋成 浩児 > 7. 狼のブルース この辺から路線ががらっと変わる。吉田拓郎ソングときたか。 8. GO!GO!サタデーナイト (BY THE KARAOKE)  カラオケ!要は手抜きじゃん   9. 旅の宿  「旅の宿」の前奏間奏に「SMOKE ON THE WATER」をぶち込んだフォークと ロックの合体曲。そうか、この手があったかーつうコペルニクスも驚愕の発想。  ディープ・フォレストの前にこんなんがあったというのも偉いが 曲としてしっかり出来上がっているのも偉い。 一時期氾濫したなんでもヘビメタ化とは、ちょっと違うと言って置きたい。  フォークや演歌の生き残る一つの道が、確かにここにあった。if・・・  10. 22才の別れ  こっちは「BLACK NIGHT」を挿入。長渕の「順恋歌」を出すまでもなく 女々しい歌詞と野郎の野太い声というのはなぜかハマルものがある、 それも歌い手が男であれば男であるほどだ。  11. 太陽がくれた季節  俺は「太陽がくれた季節」が好きだー、それに足すことの「VENUS」。 「VENUS」大好きなんだー、もうこの曲カンペキっすかー、と思いきやこりゃ 残念無念で日が暮れるってモンテスキュー。敗因は「VENUS」のサビ、あのサビ 「♪僕のヒゲ、僕の骨」(著作権上の問題で代替歌詞を使用しております) を曲の構成上どうしても突っ込めなかったとこにある。  12. 結婚しようよ  なんだか洋楽好きに対する挑戦状の風を催してきました、今度は 「LONG TRAIN RUNNIN'」がMOVE IN ON。創り手も聞き手もこなれてきたか 特に違和感もない合体具合。  13. 赤ちょうちん  オリジナルでは女心を南こうせつの透き通った声と静かなメロで表現していたが こちら「LAYLA」をドッキングさせて翔&オイデヤスが歌うバージョンは ギターがもうイントロ、サビと泣かせ入ってまして、ツーーンとさしといて ラストでの赤ちょうちん連呼でパーンと放出しちまう気持ちのいい展開と なってます。グレートな出来、一押し!  14. 走れコウタロー  ああ、ストトンな調子がなんかなごむわー。一応「WE'RE AN AMERICAN BAND」挿入。    15. いちご白書をもう一度  「ONE OF THESE NIGHTS」,「HOTEL CALIFORNIA」の二曲をぶっこんだ、 そのせいか曲の長さが他と比べて二倍ある。歌自体はすぐ終わって 後延々と曲ばっかりという、無理を感じさせる構成になっている。 --------------------------------------------------------------------------  矢張りこのアルバムの真骨頂は9曲目から始まる日本フォーク・ミーツ・洋楽の 世界である。既存の曲をミックスしてアップする曲の出来上がりは一曲で二曲お得? ともかく面白くも不思議な曲あがりに今後の期待を賭けてもいいんでは。  こういった路線は是非どんどんやって欲しかったのだが、ずばり著作権管理が面倒 (ぶっちゃけ利益が減る)ので、どうせだったら黙ってパクった方がいいやー つうことで、以降こういうやり方は消えました。 (ライブとかではお楽しみとしてやってると思うが、性格上表には出ないだろう)  さて、このアルバムのタイトルは「ざけんじゃねえよ!」です。 しかしなんでこんなタイトルなんでしょうか?  ライナーノーツの最後のページに書かれたある一文に  私はその解答を、そしてそこに歌い手達の叫びを見てとれるような気がします。   < ノーギャラ >